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己に正直であることを…。
![]() | ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方 |
この書のタイトルを見てもそれは分かる。
「手抜きをすると心が荒む」
「ひと言の愚痴をいうこともなく」
「大きな努力で小さな成果を」
鍵山氏が進む道は、清く澄み切っているのだ。
決して、経営のノウハウや、心構えなんかとは違う。
人間として、平凡なことを、徹底するところに、なにがしかの意味があることを、覚らせてくれようとしているのだ。
凡事の徹底が出来ずして、大事なんて無理。
そう決めつけるのではないけれども、僕は凡事を平凡にすることすら出来てない人間なので、凡事徹底の先に見える、磨かれた人格はまぶしく輝いているようだ。
引用元:己に正直であることを…。
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鍵山秀三郎さんは、イエローハットの創業者です。経営者としてのお顔のほかに「日本を美しくする会」の相談役、あるいは「掃除道」の実践者として有名です。大変な苦労人と言い方が一般的に当てはまると方だと思います。鍵山さんの素晴らしいのは、会社経営は社員の人間的成長と幸福を提供しなければ恥ずかしいものだというお考えです。世の中には沢山の会社があるのに、わざわざ自分の会社で仕事をしてくれる社員への感謝を語っておられます。掃除を始めたのは、創業当初小さな会社だと社員が訪問先で随分と馬鹿にされたりして、事務所に戻ってくると荒れたりしたそうです。社員の心が荒んでいることを配慮して何とかそうならないようにしたいということから、掃除を始めます。鍵山さんは、言葉や文章で社員の心の荒びを防ぐことはできないが、何もできない自分でも掃除ならできる、とお考えになりました。そこからが鍵山さんの凄いところで、そう決心した日から今日まで、徹底的に一日も休みなく貫きます。これを凡事徹底と言っておられます。最初は、馬鹿にされることも多かったそうですが、今やその「掃除の極意」は日本全国に広がり、海外への波及しています。その鍵山さんのお考えに触れることができる好著だと思います。読みやすく、見開き2ページ毎に一題になっています。私も鍵山さんの本を読んで以来、掃除に励むようになりました。たかが掃除、されど掃除。是非鍵山さんの本をお読みください。
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