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「児童文学」を超えた深みのある作品

琥珀の望遠鏡〈上〉?ライラの冒険III
三部作の完結編です。
ここまで読んで初めて、この本の深さ、素晴らしさを知った感じです。それまでは、畳みかけるようなイベントの連続に、物語の面白さだけに目を奪われていたように思います。
アダムとイブの物語の再構成を、ものの見事に成し遂げていますし、その裏にある無神論的な考え方もはっきりと伝わってきます。
「キリスト教徒だったときは、メアリーも自分がなにかにつながっていると感じていた。ところが、教会を去ってみると、目的のない世界の中で、自分がときはなたれて自由で軽くなったように感じた。」
抑圧する教会の秩序に対して、そこから離れた自由を希求しています。これこそが、この作品の言いたいことでしょう。しかし、全く否定しているようにはみえません。「なにかにつながっている」と言う安心感をもたらしてくれるものとして、それは肯定されています。でも、それ以上の熱狂的な狂信性は排除しています。この点については、まさに、現代的な問題でもあるように思います。
それと、メアリーに「善人と悪人がいるんじゃないと信じるようになったの」と言わせているように、「善」と「悪」というのは、行いについて言えることであり、個人の中に「善」と「悪」の要素があるというのです。従って、この作品に登場する人物は、敵味方問わず丁寧に描かれています。
そして、この「親のいない」子どもの成長ストーリーは、周りの温かい視線の中で順調に育って行きます。
「児童文学」と言う言葉では、捉えきれない深みのある作品でした。
引用元:「児童文学」を超えた深みのある作品

グッチ 指輪

琥珀の望遠鏡〈上〉?ライラの冒険III
 ”ライラの冒険”の魅力は、私にとっては、守護精霊(ダイモン)の存在にあります。
ライラの世界の人間は、かならず、一人に一体の守護精霊(ダイモン) を持っていて
お互いに、離れられない存在となっています。
 守護精霊(ダイモン)は、どんな時でも話し相手となってくれ、
人間が死ぬまで常に一緒に存在します。ダイモンは、会話することができて
人間が子供の時は、鳥やオコジョや、昆虫あらゆる生物に変身できて、大人になると、
1つの姿に定まります。
 私がもし自分のダイモンを持てるなら、それは、鳥、たぶんワタリガラスが
よくて、どんなに満ち足りた生活ができるかと想像できます。
 ダイモンのいる世界では、人は孤独とは無縁な存在に思え、ダイモンを持たない
人間がかわいそうに思えます。
 ファンタジー小説は、たとえば、主人公がに常に悪に追われる
ようなストーリーと、なぞを解く為、目的を持ってに異世界をどんどん
旅する種類のものがあると思います。
 前者の代表が指輪物語、後者は、イルスの竪琴(パトリシア A.マキリップ )
魔術師の帝国、シルバーソーン(レイモンド E.フィースト)などが思あたります。
 ”ライラの冒険”は、どちらかと言うと後者にあたりますが、
そのスケールは、かって読んだファンタジー小説の粋をはるかにしのぎ
意外性に驚かされます。
あらゆるパラレルワールドを巻き込んだ戦争、教会と神への挑戦、
パラレルワールドから、一転、オックスフォードの暗黒物質研究所を訪れたり
単なる児童書ではない奥深さが感じられます。
小道具も魅力的で、真実を告げる”黄金の羅針盤”、あらゆるものを切り刻む
ことのできる”神秘の短剣”は、最高位の天使さえも滅ぼすことが可能です。
引用元:

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