相続、知りたい時に読む本!「遺言....
| 相続、知りたい時に読む本!「遺言.... |
皆様、日頃より当事務所をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
さて、「相続」と聞いて、皆様はどのようなイメージをお持ちになりますか? 私見で恐縮ですが、きっと、相続は自分には無縁で財産家の人たち、つまり、お金持ちの人たちの話しだと思い込んでいる人も少なくないのではと思います。
私自身、遺言書の起案を委任されたときに、「私には大きな財産が無いから、相続を心配することはないと思っていたのですが・・・実は××の理由で、遺言書が必要になってしまいました。相談にのってください。」とおっしゃるお客様を目にしてきました。
このような人たちは、自分はお金持ちではないから相続のトラブルには巻き込まれることはないと思って、平穏に暮らしてきたわけです。相続の手続きは、人の死亡と同時に突然やってきますから、私たちが生きて行く中で、自分の財産をどのように処分すべきか、どう処分されるのかといったことはもとより、葬儀や埋葬、墓石の管理、先祖の供養は誰がしてくれるのか、誰にしてほしいのかといった金銭以外のことについても心配になるのは、なにもお金持ちの人だけではありません。当然のことですが、亡くなった人は、自分の貯えた財産について相続手続きをすることはできません。ましてや、生きている人に意思表示することもできません。では、どうすれば、自分の死後、自分の財産や意思を納得のいく形にすることができるのでしょうか。それは、言うまでもなく「遺言を残す!」、「相続を知る。」ことなのです。
皆様は、今、この「遺言を残す!」、「相続を知る。」といった目的で、遺言書の書き方は勿論のこと、それを書き記すためのルールについて情報収集しているところだろうと思います。
以上のことを踏まえまして、本書の作成にあたっては、民法及び判例を中心として、はじめて法を学ぶ方々に対して、なるべく解かりやすい表現を用い、また、特に重要と思われる事柄については、詳細に掲載することに心掛けました。
なお、本書は民法及び判例、通説に基づく遺言書作成に関する解説書ですので、相続財産に関わる税法上の詳しい取扱いにつきましては、最寄の税務署へお訪ねして頂ければ解決できるものと存じます。
最後に、本書は、当事務所で開催している「遺言書の書き方教室」において使用しているテキストの改訂版として、この度、発刊する運びとなりました。
ぜひ、本書が皆様にとって「遺言を残す!」、「相続を知る。」ための実りのある書籍となり末永くご愛用くださることを祈念いたし、さらには、本書を通じまして当事務所への厚いご愛顧、信頼をお寄せ頂ければ幸いでございます。
著者 行政書士 金 矢 健 次
(目 次)
1 遺言は、なぜ必要なのか?
【参考】遺言書を作成しておいた方が良いケース
(1) 現代における遺言への認識
(2) 遺言の種類とその特徴
2 遺言書作成に必要な予備知識
(1) 相続が開始する日
(2) 相続が開始する場所
(3) 被相続人・法定相続人(共同相続人)
(4) 遺贈と受遺者
(5) 相続人の範囲・法定相続分
【参考】 「代襲相続」とは?
【参考】 「数次相続」とは?(代襲相続との違い)
相続人がいない場合の相続財産は、どうなる?
《図解》 相続人の範囲と法定相続分
(6) 指定相続分と遺産分割協議
(7) 特別受益
【参考】生前贈与に該当するかどうかの判断
(8) 寄与分
(9) 相続財産
(10) 具体的相続分(実際の相続分)
【参考】「遺贈する」と「相続させる」の違い
(11) 遺留分
(12) 遺言できる人(年齢)
(13) 共同遺言の禁止(共同遺言の無効)
(14) 遺言書の時効
3 遺言の方式
4 遺言の主な特色
5 遺言できる項目
6 遺言執行者
7 遺言書の作成
(1) 自筆証書遺言
【自筆証書遺言の記載例(サンプル)】
【訂正、加除変更のしかた?、?】
《遺言書を保管する封筒の作成例(サンプル)》
(2) 公正証書遺言
(3) 秘密証書遺言
8 遺言書作成の際の主な留意点(再チェック項目)
行政書士Kanaya事務所
「遺言書の書き方教室」テキスト
2008年度版
A4版、全56ページ、
表紙カラー、本文両面白黒刷り
製本ファイル綴じ
定価 1,000円(税込み)
別途、送料(荷造り手数料)300円(全国一律)が掛かります。
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